早起きは三文の

休日にしては珍しく、8時に起床することができた。バナナココア豆乳プロテインを飲んだあと洗濯を回し、一息。既に充実した一日を過ごした気になっている。気持ちいい。

 

早起きは三文の徳というけれど、朝が苦手なわたしにとってものすごく身に染みる言葉だ。普段のわたしはというと、仕事や人と合う予定がある日は出発に間に合うギリギリの時刻まで寝てしまうし、休日は生きてる?というくらい長時間眠ってしまう。

 

何故こんな風になってしまうのかというと、日頃のストレスから逃れたい、予定をやり切れるだけの体力を温存したいという気持ちがやはり大きいだろう。そんな理由で私生活はほとんど睡眠に気を取られているので、家事がおろそかになってしまったり、ゆっくり自分の好きなことを楽しむ時間をとれなかったりする。動いているほうがストレス解消になるというアクティブな人たちに比べれば、わたしは人生の半分以上損をしているはずだ。人間にはタイムリミットがあって日々刻々と終わりに近づいているのに、わたしの人生の大半は寝て終わってしまうのかと思うと虚しい気持ちになる。

 

気持ち的な問題のほかには、イビキをかきやすい体質ということも関係しているのかもしれない。イビキは他の人の睡眠を妨害するだけでなく、本人の睡眠の質も低下させてしまう。8時間以上眠っていたのに、あまり寝た気がしないなんてことは日常茶飯事だ。周りに迷惑をかけてまで眠ったくせに、当の本人は十分に寝た気がしていないなんて、やるせないし本当に申し訳ない。イビキ対策グッズも色々試してみたが、どれも効いているという実感はなかったので、あとは外来に行ってみるしかないだろう。今年の目標の一つに追加しておこう。

 

ちなみに三文は、現代でいう100円くらいの価値に値するらしい。これを大きいと捉えるか小さいと捉えるかは君次第ということなのか。1ヶ月3,000円も徳すれば、新しいゲームを買ったり、好きなアーティストのライブ配信に費やしたりできる。毎日アボカドが安売りしていれば、月に30個は食べられる。三文はわたしにとっては十分貴重な価値だ。

 

ピーッ、ピーッという音と共に洗濯が完了したので、今回はここまで。朝から自分と向き合う時間ができて幸せだった。