身の丈を知れ

2021年になったと同時に、新年の抱負について述べるツイートをよくみかけた。年明け直後は到底目標を掲げられるような精神状態ではなかったが、再就職先が決まり少しは気持ちが落ち着いてきたので、そろそろわたしも今年の軸となる目標を決めておこうと思う。

 

ちなみに昨年の抱負はなんだったのかというと、

 

・安定して稼げるようになる

・家事と仕事を両立する

・他人とうまくやる

・話し合いをして他人と理解し合う

・精神科不安にならない

 

といったところだ。

 

今見れば無謀な目標だということは一瞬で理解できるが、これができれば理想の自分になれると疑わなかったわたしは、それに向かって努力した。

 

まあお察しの通り、これらの目標たちは一つでも達成されることはなかった。すべてが中途半端で自信をなくしてしまったわたしは鬱状態になり、パートナーに多大なる迷惑をかけるという最悪な結末になりました。

 

そして、昨年の反省を踏まえて考えた今年の抱負は以下のツイートに記されている。

 

 

我ながらレベルの低い目標だとは思うが、昨年と同様口だけの女になってしまうことは、なんとしても避けたいと考えた結果である。

 

目標は高い方がいいなんていう教えがあるけれど、あれには向き不向きがあると思う。高い目標を立てることで己を奮い立たせることのできる人もいれば、さまざまな理由で目標に見合うだけの努力をすることができずに、返って落ち込んでしまう人もいるだろう。

 

わたしはどう考えても後者だ。目標なんてものは未来の自分の幸せを願って立てるものなのだから、身の丈にあったものを設定し、達成した喜びを感じられたほうが良い。わたしには己のメンタルを追い込むリスクを抱えるほどの若さやタフさは無いし、年々自分の残念さが身に染みてきたところなので、無理なことは言わないくらいが丁度いい。

 

さて、この記事を書き始めた当初は2021年の抱負について掘り下げていこうと考えていたが、いざ赤裸々に語ろうとすると恥ずかしくなってきてしまった。

 

そもそもこのブログ自体、誰かに見て欲しいようで見て欲しくないといった曖昧な気持ちで書いているので、全てをさらけだそうとするとストッパーが作動してしまうのは仕方がないのかもしれない。

 

また書きたいと思える時がきたら、その時はもう一度向き合ってみようと思う。